2005年11月10日

検索サービスを「ビジネス」にした立役者は米オーバーチュア

検索連動型広告とは、各検索エンジンの検索窓に入力したキーワードに応じて、関連する企業や製品、サービスを表示する広告のこと。「リスティング広告」、「P4P(Pay for performance)」とも呼ぶ。

例えば、「北海道、旅行」と検索窓に入力すれば、北海道旅行を扱う旅行代理店、ホテルなどの広告が表示される。ユーザーが興味を持っているキーワードに関連する広告を表示するため、いわゆる「見込み客」を高い確率で誘導できる利点がある。ユーザーの属性に関係なく表示されるバナー広告に比べ、クリック率が上がりやすい。結果的に、ビジネスに結びつきやすい、というわけだ。

検索連動型広告の普及に先鞭をつけたのは、米オーバーチュアが提供する「スポンサードサーチ」だ。ヤフーやMSNの検索結果において、上位に表示される広告である。米オーバーチュアは、1997年に米国で誕生。2002年7月から日本でも営業をスタートした。対してグーグルは、2002年9月、同様の検索連動型広告サービス「アドワーズ」を開始。このとき、検索連動型広告市場における対決の火ぶたが切って落とされた。

2003年7月、米オーバーチュアは米ヤフーに買収される。これが、ヤフーが独自の検索エンジンを採用する布石の一つとなった。

ヤフー日本法人の2005年7〜9月の四半期決算によると、売上高は411億4000万円。そのうち、検索サービスを主に手がけるリスティング事業部の占める割合は28.9%の118億9700万円(関連情報、1ページと14ページ参照)。この多くを検索連動型広告の売り上げが占める。

ヤフー リスティング事業部検索企画室の井上俊一 室長はこう指摘する。「そもそも、検索サービス自体はビジネスになり得るものではなかった。それが、検索連動型広告の登場で状況が大きく変わったんです」。
posted by インターネット広告 at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | インターネット広告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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